『なおちゃんのチーズケーキ〜パートシュクレ版

子どもの頃、我が家ではベイクドチーズと言うと、
このパートシュクレで作るチーズケーキが登場しておりました。
ないものねだりじゃないけれど、
子ども心に「スフレタイプの食べたいなぁ〜。」
なーんて思ったりもしておりました…(贅沢なガキンチョですな。;笑)
久々に作りまくってみましたが、
パートシュクレを習得すると、いろいろ応用が利くことも再確認。
見た目よりもさっぱりした口当たりがグー♪
このパートシュクレを使った違うタルトも考案中でございますぅ〜〜〜。


「切る時に底のタルト生地がバギッ!とかけちゃったの。
…写真でもわかりますなぁ〜。とほほ。」




【材料】直径22cmのタルト型1個分
《パートシュクレ》(タルト生地)
小麦粉 120g
砂糖 40g
バター 60g
1/2個
《フィリング》
(A)
クリームチーズ 100g
サラダ油 大さじ2
卵黄 2個分
(B)
砂糖 30g
ラム酒(なければ、洋酒ならなんでも) 小さじ1
バニラエッセンス 少々
生クリーム 大さじ3
小麦粉 25g
(C)
卵白 2個分
砂糖 大さじ2

【下準備】
1)バターを室温に戻しておく。
2)パートシュクレ用の卵を軽量カップに溶いておく。

【作り方】
1)パートシュクレを作る。ボウルにバターを入れ、木べらでよくねる。
2)砂糖を加え、白っぽくなるまでよく混ぜる。
3)溶き卵を加えさらに混ぜる。(軽量カップに入れておけば、1/2がわかりやすいと思います。そんなに几帳面に量らなくても大丈夫。だいたい…って感じで。;笑)
4)小麦粉をふるいいれ、木べらで混ぜて粉がなじんできたら、ゴムベラに替えてまとめていく。手でまとめてもいいけれど、かなりべたつくので、気をつけて!粉がだまにならないように混ぜ合わせたら、一つにまとめてラップでくるみ(少しひらべったくした状態)冷蔵庫で3時間以上ねかす。時間は長い分には何時間でもOK。とにかく3時間以上はねかせて!
5)生地が仕上がったら、オーブンを180度に温め始める。
6)タルト型にあわせて生地をのばし(厚さは4ミリ位が目安。もし、余ったら、クッキーとして焼いてしまいましょう!)型に敷き、ぴっちりと、型にはりつける。(側面は特に空気が入らないようにぴちっと!)フォークで底と側面にまんべんなく空気穴をあける。さらに、側面と底にアルミホイルを敷き詰め生地が膨らまないようにする。180度のオーブンで10分焼き、その後アルミホイルをはずして、薄いきつね色になるまで(5〜10分)焼く。(フィリングを入れて再度焼くので、あまり焼き過ぎないように注意!)
7)フィリングを作り始める。オーブンを150〜160度に温め始める。室温に戻した(A)のクリームチーズをボウルに入れ、木べらでよくねる。やわらかくなったら、泡だて器に持ち替え、同じく(A)のサラダ油と卵黄を入れさらによく混ぜる。
8)7)のボウルに(B)の材料を順番に入れてよく混ぜる。(小麦粉はふるい入れる。)
9)別のボウルに(C)の卵白を入れ、泡だて器でツノが立つまで泡立て、(C)の砂糖も加えて、メレンゲを作る。
10)8)のボウルに9)のメレンゲを2回に分けて加え、さっくりと混ぜ合わせる。
11)あらかじめ焼いておいたパートシュクレに10)のフィリングを流しいれ、150〜160度のオーブンで20〜25分焼いて出来上がり。



パートシュクレですが、実際にフィリングを作って焼く日ではなく、
前もって作って冷蔵庫で保管しておくのもいいですね。
冷凍保存もできます。
今回あたしは、前日にパートシュクレを焼いておいて、
翌日フィリングを作って焼く…という2段戦法でやってみました。(笑)
パートシュクレはカスタードとフルーツをのせても美味しいし、
今回のように、大きな型でなく、小さなタルト型に焼いて、
一口サイズのものを作ってもグーです!!
パートシュクレさえ用意してしまえば、
フィリングは混ぜるだけ〜の簡単なものなので、
お手軽にできると思いますっ!!
ラム酒の代わりの洋酒として、
コアントローやオレンジキュラソーを入れて作ってみましたが、
どちらも、いい感じ〜〜〜。
お好みで使い分けてみてください。
そうそう、最後に・・・
このチーズケーキ、断然翌日が美味♪
あたしは冷蔵庫に入れて、冷たくしたのも大好き〜〜〜!
生地がしっとり引き締まった感じがなんともいえません!


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